こんにちは。
うらいで~編集長です。
今回は、茅野市蓼科方面を探索してきました。「蓼科」のお寺と言えば、ビーナスライン沿いに広々とした敷地に悠然と建ち、桜の名所としても有名な『聖光寺(しょうこうじ)』ですね。
《目次》
聖光寺とは
茅野市街地からビーナスラインを白樺湖方面に走ると、標高約1200㍍に位置する蓼科湖の向かいに自動車会社トヨタにゆかりのあるお寺が聖光寺です。
トヨタ自動車名誉会長の神谷正太郎氏が創建したお寺で、交通安全の祈願・交通事故遭難者の慰霊・負傷者の早期快復の祈願寺として、昭和45年(1970年)に奈良の薬師寺より長老・橋本凝胤を迎え開眼法要を行ったそうです。
毎年7月、豊田章一郎名誉会長や章男社長をはじめとするトヨタや関連会社の経営陣が、ここに集結して交通安全を祈願しているそうです。
また、桜の名所としても知られ、「本州で最も遅いソメイヨシノ」が見られます。
では、さっそく境内を散策してみたいと思います。
いきなり赤い山門がどーんと入ってきます。
見どころ①山門
平安時代の優美さを再現し、観音様の慈悲を示現給う應化身三十三身の中、梵天、帝釈天、天大将軍身、居士身、執金剛神が山門に祀られている珍しい山門です。
仁王像ではなく、仏像が祀られているのも珍しいですね。
山門をくぐると右手に池が見えてきます。
▼放生池
池には伽楼羅、阿修羅、大自在天が祀られています。いきなり仏像のオンパレードです。
とても長くてキレイに整備された参道を進むと、今度は鐘楼と手水舎があります。
▼手水舎
▼鐘楼
そして本堂前には茅葺き屋根の建物があります。
見どころ②奉納殿
「蓼科山」の扁額(へんがく)が飾られています。
ここでは時々、展示会が開かれているそうなので興味のある方はチェックしてみてください。
そしていよいよ本堂を参拝します。お賽銭を入れて帰り道の安全を祈願します。車はトヨタ社製ではないですが...
見どころ③本堂
本堂は、奈良の法隆寺金堂をベースとして建立され、本尊は救苦観世音菩薩です。
他にもいくつか建物が建っています。
▼道場
▼茶室
見どころ④350本の桜
標高1,200mの高原地帯にあり、その冷涼な立地から「本州で最も遅いソメイヨシノ」のお花見ができる場所としても有名です。
毎年、4月下旬~5月のゴールデンウィークのころに約350本のソメイヨシノが満開の時期を迎えます。桜の開花状況に合わせて毎年恒例で「桜まつり」が行われています。
お寺の方に聞いたところ、桜は大小合わせると「350本」あるそうです。
フォトライブラリー
御朱印
本堂横の寺務所にて受け付けてくださいました。お守りなどもこちらです。
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アクセス
基本情報
【住所】 〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科4035
【電話番号】 0266-67-2397
【拝観時間】 日中随時
【拝観料】 志納
【駐車場】 普通車100台
【公式サイト】蓼科山聖光寺(TOPページ)
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